バンコクのHua Lamphong駅に行ってきました。1916年に開設されたこの駅はイタリア人の建築家Mario TamagnoとAnnibale Rigottiによってデザインされたようです。この二人タイの王宮のデザインも担当していたみたいで、各所に見られるネオ・ルネッサンスとタイスタイルの融合はここが理由なのだと思います。
ちなみに王宮はこんな感じ。
また日本のJRがよく廃車になった客車をタイ国鉄に無償譲渡している話をききましたが、まさかここで往年の14・24系客車にあえるとは思ってもみませんでした。
全面的に塗装が変更されていたり、座席車のシートが新しくなっていたり、政府用か何かのための会議室が設けられた客車になっていたり。
その一方で4人用B寝台簡易個室がそのまま使われていたり、シングルデラックスは「あさかぜ」からの転用かな。今度来たときにはこれでチェンマイまで行きたいと思います。
ちなみに駅を始め公共の施設や交通機関には僧侶の人々優先の座席が備えられています。